那智勝浦編・その3(くじらの博物館編)

[戻る|トップ|進む]

まずは捕鯨船資料館

太地の船着き場に一番近いトコにあるのは捕鯨船資料館。コイツは昔捕鯨船として使っていた船を陸に上げてしまい、中を改造して捕鯨に関する展示を行っているというもの。ノリ的には、東京や名古屋にある南極観測船の展示に近いですな。活躍してた舞台も南氷洋だから近いと言えば近いのか。

捕鯨船資料館の方は写真をほとんど撮らなかったので、画像と展示内容の細かい点については省略(^^;)


で、くじらの博物館

「くじらの博物館」は名前の通り、くじらに関するいろいろなモノを集めた博物館です。入場すると、いきなり頭上にクジラの骨格標本がつるされていたりして意表をついてくれます。で、印象的だったのがこいつらです。

銛

上の写真は捕鯨に使用された銛です。下の方に横たわっているのが、手投げタイプの銛で、クジラに当たった瞬間に銛の柄に仕込まれた火薬が爆発して、銛がさらにクジラに食い込むという凶悪なギミック付だったりします。上の方のは機械式の捕鯨砲ですね。写真には写っていませんが、5連式の捕鯨砲などもっと凶悪なアイテムも展示されています。

歯

「くじらの博物館」にはこんなものまであるといういい見本で、なんと「マッコウクジラの虫歯」です(笑)。確かに歯に穴があいていて、中が黒く侵食されているんですよね。ちなみに、歯の後ろに横たわっているのはイッカクの角です。普通は角の方に興味を示すんでしょうが、私の場合は虫歯の方がウケました(^^;

他にも、古式捕鯨のジオラマとかあって、じっくり見てると結構時間がたっちゃいます。だいたい一通り見終わったところで館内に「これから外でシャチとハナゴンドウクジラのショーをやりますよー」とアナウンス。そんなショーがあることはその時は知らなかったので「ラッキー」と思いつつ外のプールへと向かうのでした(以下次回へ続く)。


[戻る|トップ|進む]