シャチのショーのアナウンスに惹かれてショー会場の方へ向かうと、天然の入江を改造したプールがありまして、そこでシャチ(とハナゴンドウクジラ)のショーをやるようです。あたりはショーを見る人で いっぱいで、見物にもってこいのポジションはすでにゲットされてます。なんとか写真を撮れそうな場所を確保してショー開始、と。
生のシャチを見たのは初めてだったんですが、やっぱり大きいですね。あの巨体がジャンプしまくるわけですからそりゃもう迫力です。うぅ、ズームがないのがつらい〜。私のデジカメはオートフォーカスの作動速度が遅いので、あらかじめジャンプしそうな場所にピントを合わせておいてから、タイミングを合わせてシャッターを押す方法でないととてもじゃないけど撮れません。で、なんとか撮れたのがこの写真。
こんな感じでジャンプしてくれます。他にも、仰向けになって泳いでくれたりしてユーモラスだったんですが絵的には地味なので掲載はこれだけ(^^;
くじらの記念館の屋外には、上記の入江を改造したプール以外にも、イルカの曲芸ショー用などのいくつかのプールがあります。その一つに、アザラシ/オットセイのいるプールなんつーのがあったんですが、ここに入っているアザラシ?君、なぜか片手を常に水面から上に出したままでやる気のなさそうにゆったりと泳いでます。ユーモラスだったので写真に撮ってしまったのがこの写真。
あと、上のシャチの曲芸プールの向こう側は、イルカやシャチの育成プール(曲芸プールとは網で仕切られてます)になってまして、シャチのショーが終わった後に見物してたらイルカやシャチが元気に泳いでました(ジャンプもしてくれたけど、撮り損ねたT_T)。で、たまたまイルカが近くに寄ってきたときに撮ったのがこの写真。
実はこの日、曲芸プールの方に一匹のイルカが隔離されていまして、そいつが身動きもせずに育成プールの方で元気におよぐイルカ達の方をじっと見つめているんですよ。隔離されてたのはイルカのお産のためだったらしいんですが、すごーく寂しげでした。そんなイルカをシャチとツーショットで撮ったのがこの写真です。シャチの左上、金網の側の黒い物体がたたずんでいるイルカです。
とまあ、こんな感じで太地での一日を満喫してから、帰途についたのでした。うーむ、那智の滝を間近で見れなかったのが唯一の心残りでしたね。また機会を見つけて行くことにしよう。
(那智勝浦編・完)