SYSTPREF.TXTとくいっくめもVGA

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くいっくめもVGAのページに「SYSTPREF.TXTをいじってくいっくめもVGAをダイレクトキーに割り当てるといい感じです」と書いておいたら「具体的にはどうやってやるの?」と質問されましたので少しだけ書いてみます。基本的なことしか書かないので、すでにSYSTPREF.TXTをいじっている人には今回の話題は用なしです。

最近のザウルス(MI-600シリーズ以降?)は本体メモリにSYSTPREF.TXTという名前のファイルを作成して、その中にいろいろ記述することで、電源オン時の挙動を制御することができます。この機能を使うと、「くいっくめもVGA」を特定の操作で一発起動することが可能になります。

SYSTPREF.TXTを作成するには、PC上で作成しておいて転送するか、ザウルス上でエディタを使って作成するかのどちらかになります。前者だとPCからザウルスに持っていく方法がいろいろあって説明が面倒ですので、今回は後者の方法で説明してみます。

ザウルスで使用できるエディタMOREソフトというと、フルパワー全開ZAURUSのページのMOREソフトコーナーにある「かえで」やmab'sザウルスのコーナーのMOREソフトのコーナーにある「mabEditor」あたりがメジャーでしょうか。

とにかく、ザウルスにエディターMOREソフトをインストールします。で、エディタを使って下に赤色で表示してある三行の内容を一字一句間違えずに(大文字小文字とか間違えるとうまく動作しないことがあるみたいです)入力して、本体メモリ(F0:)にSYSTPREF.TXTという名前でセーブします。

[SYST]
Version=1.0
AddAplKey=I,0x1E,0x04,0x04,MPOQ

で、ちゃんとセーブできたらエディタを終了し、一度電源をオフします。電源をオフしたらおもむろにソフトリセットをかけてみましょう。ソフトリセットのかけ方は、MI-TR1の場合は本体裏面のスイッチ(解除/ロックのヤツ)を「ロック」から「解除」にして「ロック」に戻すだけです。そうすると、時刻設定の画面になるので「確認」ボタンを押せば「お待ちください」メッセージの後にザウルスが再起動します。再起動したら、「機能」キーを押して画面左上に「機能」のアイコンが出ている状態でスクロールボタンの上を押してみてください。SYSTPREF.TXTが正しく設定されていればくいっくめもVGAが起動するはずです。SYSTPREF.TXTの詳細に関しては、あちこちのザウルス系サイトで語られていますので、それらを参考にしていただいた方がいいと思います。


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