データの移行
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私はMI-TR1を使用するまではMI-110M(ザウルスポケット)を使用していました。また、MI-110Mの前はPI-6000を使用していました。そのため、アドレス帳やスケジュール、レポート/自由帳やフォトメモリなどのデータ資産があります。最初はMI-TR1はそのボディの大きさから携帯して常用する気はなかったのですが、最近はザウルスは鞄に入れて持ち歩いているので大柄なMI-TR1でも問題ないだろうと判断してMI-TR1をメインの携帯端末にすることにしました。そうするとMI-110Mに入っているデータの移行をしなくてはいけません。
スケジュール・アドレス帳のデータのコピー
手始めにスケジュールとアドレス帳のデータをMI-TR1に移す事にします。手段として赤外線通信を使用します。赤外線通信は電気の消費が激しいので、MI-TR1はACアダプタを接続、MI-110MはACアダプタを持っていない場合は新しい電池を使用したほうがよさそうです。
やり方
まずはMI-TR1の受信準備をします
- MI-TR1でスケジュールもしくはアドレス帳の画面にします
- 画面右端の「操作メニュー」キーにタッチします
- 表示されたメニューの「通信」タブにタッチして通信のメニューを開きます
- メニューの「光通信」にタッチします
- 光通信の設定画面が出ますので、「受信ボタン」を選択、「受信選択」は「追加受信」、「光通信方式」は「IrDA115kbps(パワーザウルス)」を選択します
- 「実行」ボタンを押すとデータの受信待ちになります(「中断」キーで中断できます)
次にMI-110Mで送信の用意をします。
- MI-110Mでスケジュールもしくはアドレス帳を立ち上げます(MI-TR1と揃えてください)
- 「通信/メール」キーを押して通信関係のインデックス画面を表示し、「光」アイコンにタッチします
- 光通信の設定画面になりますので、「送信」を選択し、「送信選択」は「全スケジュールデータ送信(全アドレス帳データ送信)、「光通信方式」は「IrDA 115kbps(パワーザウルス)」を選択します
- MI-110MのIrDAポート(本体左側面)とMI-TR1のIrDAポート(本体向こう側の側面)を向かい合わせます
- MI-110Mの光通信の設定画面の「実行」ボタンを押します
- データ通信が始まります。終ったらデータ移行は完了です
なお、「全スケジュールデータ」の転送を選択しても、記念日データは転送されませんので注意してください。記念日データは以下の手順で転送できます。
- MI-TR1でスケジュールを起動、「操作メニュー」キーにタッチ
- 「メニュー」の「設定」タブにタッチ→「記念日設定」を選択
- 記念日データの一件表示もしくは入力画面が表示される
- 「操作メニュー」→「通信」タブ→「光通信」と選択
- 記念日光通信の設定画面が表示される
- 「受信」ボタンをおす。受信選択は「追加受信」、光通信方式は「IrDA 115kbps(パワーザウルス)」を選択
- 「実行」ボタンを押して受信待ち状態にする
- MI-110Mのスケジュールを起動、「メニュー」キーにタッチ
- メニューから「設定」→「記念日登録」と選択
- 記念日データの一件表示画面が表示される
- 「通信/メール」キーにタッチして通信関係のインデックス画面を表示し、「光」アイコンにタッチ
- 記念日光通信の設定画面が表示される
- 「送信」ボタンを押し、送信選択は「全記念日送信」、光通信方式は「IrDA 115kbps(パワーザウルス)」を選択
- MI-110MとMI-TR1のIrDAポートを向かい合わせておいて、MI-110Mの「実行」ボタンを押す
- データ通信が行なわれます。終ったら記念日データの移行は完了です。
フォトメモリ→マイコンテンツのデータ転送
MI-TR1には「フォトメモリー」の機能がありません(実際は隠し機能として存在しています)。MI-110MのフォトメモリーのデータをMI-TR1へ移動する場合、MI-TR1側では「マイコンテンツ」機能を使って受信します。
やり方は上記のスケジュール/アドレス帳と同様ですが、MI-TR1側はマイコンテンツを起動して電子アルバムのタブを選択しておいてからメニューの光通信を選択してください。MI-110M側はフォトメモリーを立ち上げてから「通信/メール」キーを押して後は同様です。
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