今回もお仕事で外国へ行ったということで、観光はほとんどできませんでした。そんな中、サン・ピエール寺院には都合2度ほど足を運んで写真を撮ったのでここで紹介したいと思います。
スイス日記の方にも載せた、上の写真の中で一際高い尖塔を持つ建物がサン・ピエール寺院です。宗教改革ゆかりの教会ということですが、てんちょは宗教は詳しくないのでよくわかりません(って世界史取ってただろーが^^;)。ジュネーブ旧市街の中心にある小高い丘のてっぺんに建ってまして、昔は教会というのが実に大きな権力を持っていたんだなーと思わせます。旧市街の通りから石畳の坂道を上って行くとそこはもー日本人の想像する「ヨーロッパな町並み」って感じです。
この写真はサン・ピエール寺院への坂道を上りながら、ふと下を見下ろした時の町並みがちょっと印象的だったので撮ったものです。ちなみに写真の真中に小さく写っているのはホンダシティ(初代)です。
こんな坂道をえっちらおっちら上って行くと、サン・ピエール寺院にたどり着くことができます。
教会の入口側から写真を撮ってみました。教会の前はちょっとした広場みたいになっているんですがそれほど広いわけでもなく、これ以上後ろに下がるのが困難だったため建物が一部フレームアウトしてます。スイス滞在中に広角ズームが欲しかったのはこの時だけだったかも。
上の写真を撮った時は教会の周囲を歩き回っただけで中には入らなかったのですが、スイス滞在最終日に中に入ってみましたのでその時の写真をお見せしましょう。
上の正面からの写真、建物の左端の方の柱のかげに入り口があるのがわかるでしょうか。そこから中に入り(無料)、石造りの建物の重厚さに驚かされた後、建物の中の真中の通路から建物一番奥の方向へカメラを向けて撮ったのが右の写真です。写真ではずいぶんと明るい感じがしますが、これはカメラの露出の関係上こうなってしまった(PowerShot A5は512*384のモードならノーフラッシュでこれぐらい撮れるんです)だけで、実際にはもっと暗いです。
上の写真の一番奥のステンドグラスを撮影しました。1024*768のモードで撮影するとこれぐらいの明るさになります。人間の目に感じる明るさはこの2枚の写真の中間のやや暗めという感じでしょうか。ここでステンドグラスの絵柄の解説が出来るとちょっとかっこいいのですが、残念ながらそんな知識はありません(^^;
右の写真はサンピエール寺院のパイプオルガンです。このパイプオルガンは教会の正面入り口の大扉の上に設置されています。この他に、小さなパイプオルガンが教会内に置かれています。
スイス滞在中に、ホテルのテレビで日本番組チャネルを見ていた時に、原田芳雄がパイプオルガンの調律師役で出ているドラマを見たせいか、このパイプオルガンに見入ったりもしました。そういやてんちょの実家の町には、世界的に有名?なパイプオルガンの製作者の工房があるんですよね。懐かしいなあ(^^;
教会の中には小さな別室があり、そこにも何枚かのステンドグラスがありました。左の写真はいわゆる「最後の晩餐」のシーンのステンドグラスだと思います。縮小かけちゃうと細かいとこがつぶれて何がなんだかわかんないですけどね(^^;オリジナルの画像は1024*768なんでもうちょっと細かいトコまでわかるんですが(ユダがそっぽ向いてるトコとかね)。
これは別室の天井に描いてあった絵です。この別室はかなり暗かったのでちゃんと撮れるかどうか不安だったのですが、512*384モードで感度を上げて、なおかつフラッシュをたいてみたところなんとか撮れました、つーか予想以上にキレイに撮れました(^^)。
というわけで撮ることができた写真はこれぐらいです。石造りの教会なんてのは日本ではあまり見る機会がありませんので、建物の重厚さやステンドグラスの美しさに見とれちゃいましたね。