P2/P3を見てきたよ

[戻る]

鈴鹿サーキットでP2/P3が展示されてるってさ

などと友人から電話があったのが8耐のちょっと前。「よっしゃ、見に行こう」と即答し、実際に行ってきたのは7月19日(8耐の前の週)。トゥインゴで鈴鹿サーキットまで走って行ってきましたよ。

やっぱバーチャルじゃ物足りない?(笑)

P2/P3ってのは知ってる人は知っている、ホンダが開発した2足歩行ロボットです。ホンダが極秘裏に開発していきなり発表したもんだから世間の人々や世界のロボット研究者がビックリしたというあれですね。

そのP2/P3は鈴鹿サーキットの遊園地の中、フードコーナーの一角に展示スペースを作って合計6体のロボットの実物やビデオ/パネルを展示するというすごーく地味なモノでした。テクノロジーオタクとしてはちょっと残念。でも、歩行のデモムービーをインターネットで見て興奮したあのP2/P3の実物が目の前にあるというのはちょっと感動ですね。受付のおねーさんに撮影の許可をいただいて写真も撮ってきました。場内が暗かったため、露出が狂ってるのがちと残念。


P3

ホンダの最新作、"P3"です。P2に比べると全体に小型化/軽量化することで応用範囲の拡大を狙ってるらしいです。デモビデオではサッカーの真似事なんかもやってました(ボールを足の下で転がしてみたりなど、やはりバランス感覚は優れているようです)。もっとも、瞬発力は期待できないようで、キーパー役はゴールを割られまくりでしたね(笑)。


P2

これがホンダが世間の度肝を抜いたという"P2"です。上のP3に比べると若干大きく、重さも小錦関より重いんじゃなかったかな。こいつが「まるで人間のように」素早く歩くビデオを見た時はビビりましたね。視覚センサと足の裏のセンサ、バランサーなどの働きで坂道や階段もお構いなしでしたもんね。

ちなみに、"P1"というロボットは発表されていませんが、存在した(してる?)そうです。P2のようなロボットを開発するために、制御系の一部を有線経由で外に持たせたタイプを最初に作ったそうで、それがP1ということだそうです。そのP1は今回は展示されていませんでした。


先行研究モデル 研究モデルI型
自立型2足歩行ロボット

P2/P3を作る以前に歩行ロボットの研究用に試作されたロボット達です。細かいスペックは省略(^^;

下段の「自立型2足歩行ロボット」あたりだと、立っている場所の床を斜めに傾けたりしても足首やヒザ関節を調節して倒れないようにしたりするんですよね。今回の展示はすべて静態展示で、動いているのはビデオでしか見れませんでしたが、これらのの初期の試作ロボットが動いている(こけたりもする^^;)トコは見てて楽しかったですね。

ちなみに、8耐の前夜祭と当日には、P3の動態デモが行われたらしいです。生で見れた人が羨ましいです。


というような感じでホンダのロボット研究を一瞬で勉強できる展示でした。時間が余ったんで遊園地でリニアモーター加速のジェットコースター乗ったり、サーキットカートで東コースを回ったりして遊んできました。とっても?珍しいレーシングサイドカーのレース(予選だったけど)を見れたのはラッキーでしたね。

(この項終わり)


[戻る]