ARシャーシ+ワイルドミニ四駆ボディの3号機はミッドナイトパンプキンJrです。
ボディ受けのFRPとシャーシの間のスペーサーは4.5mmと、マンモスダンプJrやランチボックスJrよりさらに低くなっています。ボディも小柄で結構軽いです。
シャーシは2012年のオータムカップの大阪大会の優勝マシンがWEBで情報が出ていたのを手持ちのパーツの範囲であれこれマネしてみた感じになっています。ゴテゴテしてないのでARシャーシのチューン例としてはあまり重くない...はず。
しかし、色が黒だと使っていても誰も注目してくれません(笑)。目立つためにはやはり派手目な色に塗らないとね。
手元にワイルドミニ四駆のボディ(塗装や切削などしていない素のもの)がいくつかあるので、重さを量ってみました。窓のスモークパーツやライトなどの後で組み付けるパーツは含まない、ボディ単体の重さになります。
モンスタービートルJr:12.3g
ミッドナイトパンプキンJr:16.0g
トヨタハイラックス モンスターレーサーJr:16.1g ※フロントバンパー除く
日産テラノ:16.5g
ブラックフットJr:18.5g
ジャガーノートJr:19.5g
ランチボックスJr:21.1g
ブルヘッドJr:22.0g ※フロントバンパー除く
マンモスダンプJrは組み立てていろいろいじった後のものしかないのですが、それだと30gを越えています。
ワイルドミニ四駆を公式レースを走れるシャーシに乗せる際には、重量の他にもう一つ「どれだけ低く搭載できるか」というポイントがあるのですがそちらの話はまたの機会に。
2013/01/20追記:
ワイルドミニ四駆のブラックフットJrを入手したので、上記リストにボディの重さを追記しました。
ARシャーシにワイルドミニ四駆ボディを載せて走らせる、その2号機はランチボックスJrです。マンモスダンプJrは大径タイヤ仕様なので、こちらは小径タイヤで作ってみました。つい先日まではトレッド狭めだったのですが、現在はエアロアバンテの後輪用ホイールを前後に装備してやや広めのトレッドになっています。塗装はタミヤのクロームイエローのスプレー缶で塗って、一部銀色で筆塗りしただけ。コースアウトする度にあっちこっちぶつけるのでボディは傷だらけです。
マンモスダンプとほとんど同じくらい背が高く、色も黄色なのでコースでは目立ちます。ショップレースの日にダンプと並べておいておくと子供たちの視線が熱いです(笑)。
ランチボックスJrのボディは、後部がARシャーシのリアバンパーと干渉するので、ボディを低く取り付けようとするとボディ後部を削る必要があります。あと、トレッドが狭いとボディのフロント部もタイヤと干渉しますので、そこも削る必要があります。私の場合はこの背高のプロポーションが気に入ったので、ボディ側は一切削らずにのせて楽しんでいます。
塗装の上手な人なら、側面の広大な空間を使って楽しいイラストとか描けばさらに注目を集めること間違いなしですね。
ARシャーシにワイルドミニ四駆のボディを搭載する方法について簡単に書いてみたいと思います。この方法だと、マンモスダンプJrやランチボックスJrについてはボディとシャーシには一切の加工無しに搭載することができます。
◎材料
・ARシャーシ:1台分
・ワイルドミニ四駆キット:ボディ&ボディキャッチ1セット分
・FRPマルチ補強プレート(ショート):2枚
・適当な長さのビス、アルミスペーサー、ナット:適量
ポイントはFRPマルチ補強プレート(ショート)です。
◎作業手順
まず、FRPマルチ補強プレーと(ショート)を下の写真のように加工したものを2個作ります。
・細い方の端から2番目の穴をヤスリで広げる。穴のサイズはワイルドミニ四駆のボディ側面下部、シャーシに取り付ける位置決めのポッチが入るサイズにすること。ダイヤモンドヤスリやリューターがあると加工が楽です。
・広げた穴のあたりから先端にかけて、側面を適当に削る。これで後述するボディキャッチをきれいにハメることができるようにします。
FRPを削ったものを2個作ったら、ARシャーシの電池室脇のビス穴に、ビスとアルミスペーサーやナットを使って取り付けます。これはマンモスダンプJrではなく別のボディを取り付ける際の写真ですがこんな感じになります。写真の場合は電池室の脇のビス穴のうち、一番前方の穴に、6mmのアルミスペーサーと適当な長さのビスでFRPを取り付けています。マンモスダンプJrの場合は6.7mm+3mmのスペーサー、ランチボックスJrの場合は6.7mmのスペーサー+ナット1枚分の高さになるように調整しています。
また、FRPの拡大した穴にボディ側のポッチがハマるようにFRPを「ハ」の字になるように取り付けます。
FRPの「ハ」の字の角度を調整してボディが乗るようにしたら、ワイルドミニ四駆のキャッチ(ボディ留めパーツ)を使ってボディを固定します。私の場合はサイドマスダンパー等のパーツ取り付けのため、留め具の左右に突き出ている棒状の飾りパーツ部分を切り落として、写真のようにして使っています。
こんな感じでワイルドミニ四駆のボディをARシャーシにのせて遊んでいます。ボディとシャーシの固定方法がワイルドミニ四駆そのままなので、ワイルドミニ四駆のシャーシに戻して遊ぶといったこともできます。
マンモスダンプJrをARシャーシ等の「普通のミニ四駆シャーシ」にのせてレースで走らせると、周りの反応がスゴイです。我が家では「マンモスダンプJr伝説」と呼んでいるのですが、
・レース場に来ている子供がマンモスダンプを見つけてガン見する、シャイそうな子がダンプを見て「ダンプ...」とつぶやき、その視線を釘付けに
・パワーダッシュモーター、超速ギア、バレルタイヤでロングストレートのあるコースを走らせたら周囲の参加者から「ダンプが速えー」的などよめきが起きる
・マイクを握ったMC担当がトップでもないダンプの話しかしなくてトップのマシンが空気
・レーンチェンジで横転したダンプが次のコーナーで復帰した祭にレースのスタッフ(ショップの店員さん)がガッツポーズ、ギャラリーの皆さんから「よっしゃあ」という安堵のため息
・公式レースで走らせたら、小さな子供の声で「トラックがんばれー」の声援ががが
...などなど、マンモスダンプはレースの空気をなごませる一服の清涼剤のようです(笑)。
ちなみに、背がコースの仕切りより高く、色が黄色いのでコースのどこを走っていてもすごく目立ちます。楽しいですよー。
ワイルドミニ四駆随一のイロモノボディ、マンモスダンプJrをARシャーシ(エアロアバンテ)にのせてみました。
エアロアバンテは小径タイヤ装備ですが、マンモスダンプJrには大径タイヤの方が似合うかなと思ったのでタイヤを変更しています。最初はバレルタイヤだったのですが、現在は大径ローハイトのホイールに小径ローハイトのタイヤを引っ張って組んであります。バレルタイヤや大径ローハイトタイヤをそのまま組んでも、タミヤ公式レースのサイズ制限(高さ70mm)にギリギリおさまります。エアロサンダーショットはARシャーシで大径バレルタイヤ標準装備なのでオトクかも。
ARシャーシにもダンプのボディにも加工は無しで、FRPを加工してボディキャッチの受けを作って、ワイルドミニ四駆のボディキャッチを使って留めています。これでレースとか走らせてもボディが外れたことは無いです。